卒業生、斎藤敬太さん 長年の研究成果を一冊の本に!
中高一貫1期生の斎藤敬太さんが、長年にわたる研究成果を『言語景観から考える日本の言語環境』と題して
一冊の本(ダニエル・ロング氏との共著、春風社刊)にまとめました。
著書紹介(帯文より)
身近な文字から多文化・日本がみえてくる
看板、幟、店のメニュー……。各地でのフィールドワークを通して「言語景観」を撮影・収集し、そこにみられる敬語、方言、複言語等の様相から、
多文化共生が進む日本の言語環境を鳥瞰する。
斎藤さんの略歴(自己紹介)
1990年生まれの会津系埼玉人2世。松伏町生まれの春日部市育ち。春日部共栄中学高等学校一貫1期生(=足立拓斗先生と同級生)。
明治大学文学部卒業後、首都大学東京(現・東京都立大学)大学院人文科学研究科に進学。博士(日本語教育学)。
社会言語学、日本語教育学を専門とし、現在は津田塾大学、大妻女子大学、東京学芸大学などの大学や日本語学校、日本語教師
養成講座で非常勤講師として勤務。
後輩へメッセージ
この本は、私の大学院生時代の師匠と一緒に書いた本です。私が看板やポスターの写真を本格的に撮り始めた10年くらい前からの写真がこの本には使われていますので、思い出が詰まった本になりました。
その時はただ「面白いな」と思ったものを撮っていただけで、本になるとは思っていませんでしたが、毎日コツコツ続けていくと一つの形になるということを改めて実感しました。
みなさんも、勉強でも趣味でも、ぜひ少しずつでいいので続けてみてください。私のコツコツもまだまだ続きます。
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