ボストン海外研修(1日目~3日目)
アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市で実施されているボストングローバル人材育成プログラムには、高校1年~3年合計44名が参加しています。現地での1日目~3日目の活動紹介です。
【1日目】班別自主研修
3人~6人班に分かれ、班別自主研修を行いました。まずは地下鉄の切符を購入し、地下鉄の乗り方を確認しました。班には現地携帯が渡され、事前に計画したスケジュール表をもとに、それぞれ希望した場所へ行きました。フェンウェーパーク(ボストンレッドソックス球場)、ボストン美術館、ボストン茶会事件船と博物館などを訪れ、歴史溢れるボストンの街を散策しました。
【生徒の感想】
・地下鉄の乗り方は難しかったが、行先の終点の確認を班のメンバーで徹底しました。次の班別研修までにマスターしたいです。
・ボストン茶会事件船と博物館では、当時の船と同じ形のものに乗船し、お茶を落とすなどして当時を再現することができました。
【2日目】Kaplan & Boston Freedom Trail
語学学校Kaplanにて英語のスピーキングテスト、オリエンテーションに参加しました。授業は翌日からですが、休憩時間に他国から来た学生と交流しました。
午後はボストンフリーダムトレールのガイドをしてもらい、アメリカ独立までの道のりで重要な役割を担った場所や人について学びながら名所を巡りました。マサチューセッツ州議事堂、パークストリート教会、ボストンコモン、グラナリー墓地などを案内してもらい、英語で各所の説明を聞いたり、アメリカの歴史について聞かれた時には授業で学んだことを英語で答えたり、案内に関して英語で質問したりするなど、積極的に参加しました。
【生徒の感想】
・外国の人に話すのは緊張したが、日本のお菓子を渡しながら会話のきっかけを作り、積極的に話しかけました。
・韓国人の方に話しかけた所、相手も英語は第2言語だからか、ゆっくり話してくれて助かりました。
・歴史の授業で学んだアメリカ独立のことやボストン茶会事件について、現地でも触れることができて嬉しかったです。
【3日目】Kaplanにて授業&ハーバードビジネススクール訪問
語学学校Kaplanにてクラスごとに分かれ、授業に参加しました。気候変動などのトピックについてテキストを読んだ上でディスカッションを行いました。各クラスには必ず他国から来た学生が参加しており、授業内だけでなく休憩時間も話すきっかけを考え、交流しました。
授業後、男子生徒は近くのボストンコモン(アメリカ最古の公共公園)にてサッカーをするため、公園に遊びに来ている方に声をかけ、その場でサッカーを始めました。ブラジル人のレスラーやユニフォームを着た外国人も途中で参加してもらい、スポーツを通して仲を深めました。
午後はハーバード大学ビジネススクール(以下HBS)に移動し、キャンパスツアーと日本人学生による講話に参加しました。それぞれ異なるバックグラウンドを持つ日本人が、HBSでどのようなことを学んでいるか、何を大切にしながら生活しているか話をしてくれました。
【生徒の感想】
・HBSでは如何に授業中に挙手をして他の人の意見に反論したり、賛成したりするかが大切かが分かりました。
・将来どのようなことがしたいか考えるには自己分析の大切さを思い知りました。また、必ずしも1つの将来の夢に絞る必要はなく、プランA、プランBのように複数持った上で、いずれも達成させるにはどのような進路選択をすべきか考えるという方法を教わりました。
・ボストンコモンにいる人に話しかけてサッカーができて良かったです。いい気分転換になったし、英語を使いながら運動ができて嬉しかったです。
明日以降、ハーバード教育大学院の学生やMITの大学院生にも話を聞く予定です。引き続き様々なことに挑戦していきます。
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