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卒業式 式辞

卒業式に先立ちまして

皆さんおはようございます。
式を始めさせていただく前に一言ご挨拶申し上げます。
卒業式は学校が最も大切にしている行事であり、大きな節目の行事でもあります。しかし残念ながら今年の卒業式は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、規模を縮小して実施するという判断をさせていただきました。具体的には参加人数を制限し、クラス代表の在校生、生徒会、吹奏楽部の参加を見合わせております。このことに関しましては、保護者の皆様にもご協力をお願いしたところでございます。
また、式全体の時間短縮を計るため、いくつかのプログラムを割愛して進行してまいります。以上2点につきまして、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

このような形で卒業式を行わなければならないことは、誠に申し訳なく、残念でなりません。ただ、このような中での卒業式であるから、なおのこと、ここにいる3学年の教員はもちろん、全教職員の卒業生を祝福する気持ち、門出を祝う気持ちは例年にも増して強いものがあります。
今日の卒業式が想い出に残る素晴らしいものになりますよう、皆さんのお力添えをお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。宜しくお願いします。


卒業式 式辞

令和2年3月3日

 例年より春の訪れが早く身近に感じられる中、令和となって最初の卒業証書授与式を、挙行できますことを、大変嬉しく思います。本日晴れの日を迎えられた、476名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
保護者の皆様におかれましては、18年間の様々な場面が走馬燈のように思い起こされ、感慨も一入のこととお察し申し上げます。
さて、今年の卒業生は、様々な分野で目覚ましい功績を残してくれました。
野球部の甲子園出場をはじめ、男女のバレーボール部・水泳部・HIPHOP部・吹奏楽部・アーチェリー部の全国大会出場。競技かるた部、放送委員会の活躍など数えあげたらきりがないほどです。
合唱部、管弦楽部、吹奏楽部の定期演奏会も質の高い演奏を披露してくれました。 書道部の文化祭におけるパフォーマンスやビブリオバトルなどの活動も先輩から引き継ぎ、しっかりと定着させてくれました。
藤桐祭や体育祭といった学校行事においても、3年生が中心となって盛り上げ、想い出に残る感動的なものとなりました。これらの功績は、後輩達の見本となり、勇気と希望を与えてくれたに違いありません。
「敢えて三兎を追え」というメッセージを真正面から受け止め、見事に体現してくれた卒業生一人一人に敬意を表したいと思います。
さて、卒業生の皆さんには、広い視野と寛容の心を持って、この多様性の時代に適応していって欲しいと思います。
また、個性と感性に磨きをかけ、AI時代を強く賢く生き抜いていってくれることを期待しています。
昨年の10月にノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんは「ムダなことをたくさんしないと、新しいことは生まれてこない」という言葉を若者に向けて発言されています。皆さんには、何事にも興味・関心を持つ姿勢を忘れず、自らの可能性を広げて、「夢の実現」を果たして欲しいと思います。
最後になりますが、卒業生の皆さんの今後のご活躍を祈念して、式辞とさせていただきます。
ご卒業本当におめでとうございます。

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