
ボストン海外研修 (4~8日目ハーバード,MIT訪問)
本校の秋休みを利用して実施されたボストングローバル人材育成プログラムは、無事に現地8日間の日程が終了しました。後半の活動報告です。
●4日目は午前中は語学学校、午後にハーバード大学訪問、夕方はレッドソックスの野球試合の観戦をしました。

以下、生徒の感想より抜粋
・日韓ハーフの大学2年生に案内してもらいました。ハーバードはアメリカ建国より前からあり、歴史の長さや建造物の美しさに魅了されました。
・とにかく授業が大変だがすごく充実している様子が見られました。
・敷地内の教会では、戦時中に亡くなったアメリカ人の卒業生だけでなく、ドイツ人(敵軍)で戦争で亡くなった方の名前も添えられていることが印象的でした。
・高校生の時だけでなく、今でも学生だけで運営されている会社に所属しているなど、学業だけでなく幅広く挑戦し教養を深めている様子が伺えました。
・夜はフェンウェイパーク(アメリカ最古の野球場)でレッドソックスの野球試合を見ました。観客がリラックスし野球を楽しんでいる様子が見られ、日本との違いを感じられて良かったです。

●5日目の活動報告(午前中は語学学校で授業、午後はMIT訪問)

以下、生徒の感想より抜粋
・午前中の語学学校が終わった後に、クラスで仲良くなったスペイン人とランチをしました。お互いの国の言葉を教え合ったり、日本のアニメの話をしたりして盛り上がりました。
・MITでは、AustinさんというMIT歴13年の方に案内してもらいました。学部で入学して、大学院を卒業した今でも、研究を仕事としながら寮に住んでいるそうで日本との環境の違いに驚きました。
・MITに在籍していた学生やスタッフ全員の名前の刻印があるシリコンウェハーの実物を見て感動しました。One.MITは一見普通のMITのロゴ写真に見えましたが、写真を撮って拡大してみると本当に様々な人の名前が載っていました。ナノスケール(1mmの100万分の1)の小ささやその研究に驚かされました。
・MITは学内のあちこちに「科学を楽しめる」要素が散りばめられていて、とても楽しかったです。

●6日目の活動報告(語学学校、ゲストスピーカーKevin Hiromotoさん)
・語学学校ではエクアドルから来ている生徒と仲良くなりました。お互いGoogle Mapで家を教え合い、この研修に参加していなければ出会うことのなかった人だと実感しました。授業のテーマに関するお互いの意見を話し合い、上手く言葉が出て来ずもどかしかったです。帰国後にもっと英語を頑張りたいです。
・ゲストスピーカーのKevinさんは人を引き付ける話し方をしていて、一気に話に吸い込まれた印象でした。自己肯定感が上がり元気づけられました。
・Kevinさんからは、何度でも失敗して良いのだということ、失敗してからしか見えない景色があるのだということを教わりました。
・周りに助けをもとめられる人間になると同時に、自分も周りをたくさん助け、常に成長できる人間になりたいと思わされました。

●7日目の活動報告(語学学校、修了式、班別自主研修)
・語学学校で仲良くなったボリビア人の友達と連絡先を交換し合いました。帰国後も連絡を続け、いつかお互いの国を訪問する約束をしました。
・たったの5日間でしたが、周りのクラスメートが積極的に発言している様子に刺激をたくさん受け、自分も少しだけ変われた気がします。帰国後にもっと語彙を増やし、大学で留学したいです。

・午後は班別研修第2弾でした。初回の班別研修に比べ、地下鉄の乗り方もとてもスムーズにできたように思います。
・初回の班別研修から4日ほどしか経っていませんが、お店の人がフレンドリーに声かけてくれるところや、買い物のレジの方の挨拶に自分も笑顔でリラックスして答えられました。道行く人にも明るく声かけるなど、アメリカ人のとても親切で明るい部分が見られて良かったです。

8日目は昼の便で帰国しました。生徒たちは約1か月後に「帰国後研修」を校内で行います。
ボストン海外研修の目的は、実際にボストンに行き、語学学校で様々なバックグラウンドを持つ学生と触れ合うことはもちろん、帰国後に「どのような大人になりたいか」「自分はどのような進路を実現させたいか」考えるという点も非常に重要視しています。今回得た気づきはきっと帰国後のキャリア実現に大きく影響していきます。帰国後研修では生徒たちが実際にそれを言語化していきます。
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