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中3修学旅行の様子(3/13更新)

中学3年生の修学旅行(神戸・奈良・京都)が感染対策を万全に行いながら3/10から始まりました。
初日は、新幹線で新神戸に到着すると、「人と防災未来センター」を見学しました。
阪神淡路大震災を記念した学習ができる施設ですが、地震全般について学ぶことができ、震災を経験した語り部の方のお話を聞いたあと、3Dシアターで東日本大震災から現在に至るまでの風景や被災者のインタビューなどを観ました。
その後、神戸の北野町で自由散策を行い、夕食はホテルにて間隔を十分に取りながらテーブルマナーを学びました。
普段とは異なる形式の食事に、生徒たちは肩に力が入りながらも、おいしい料理を楽しんでいました。

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修学旅行2日目は、暖かな陽射しのなか、まず法隆寺を訪れました。法隆寺は7世紀初め、聖徳太子の建立と伝えられる南都七大寺の一つ。百済観音や玉虫厨子(たまむしのずし)など、教科書でしか見ることのなかった飛鳥、奈良時代の優れた美術品を多数見ることができました。
昼食の後は東大寺へ。東大寺は、聖武天皇の発願によって創建された大寺院で、本尊は盧遮那仏(るしゃなぶつ)、いわゆる「奈良の大仏」です。その大きく荘厳な佇まいに生徒たちは圧倒されていました。
ところで、3月11日14時46分は、東日本大震災の起こった日時。10年の時が流れました。
「人と防災未来センター」で見た当時の映像を胸に、京都水族館へ向かうバス内で、黙祷をし、哀悼の意を捧げました。
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修学旅行3日目の午前は、妙心寺の退蔵院で「無用の用」という言葉と意味について教えを受けた後、坐禅を組み、心のなかを「無にする」ことの大切さと難しさを体感しました。退蔵院の本堂は、600年以上前に建立され、江戸期には宮本武蔵もここで修行に励んだとのことです。

午後は清水寺へ。長らく修復中だった「清水の舞台」も新しくなり、白木の匂いも残るなか、生徒たちは京都の町を一望のもとに見渡し、写真を撮りあっていました。
また、徳川家康が築城した二条城では、1867年、江戸幕府15代将軍徳川慶喜が大政奉還の意思を表明した大広間などを見学。
3日目の最後は、春雨そぼ降る金閣寺へ。広大で、いつになく静かな庭園を生徒たちは思い思いに語らいながら散策していました。
金閣寺放火事件を題材に、金閣寺の美に魅せられた青年が美への復讐と独占のため、そこに火を放つまでの心の様子を描いた、小説家三島由紀夫の『金閣寺』は世界的に有名な作品です。
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修学旅行最終日は、バスで嵯峨野観光鉄道の亀岡駅まで行き、そこからトロッコ列車で保津川の渓谷に沿って嵐山に向かいました
列車を降り、薄陽さすなか、すっくと天に届くような竹林の小道を散策し、今回の旅の掉尾となる渡月橋へ。楽しそうに、そして名残惜しそうに、桂川を眺めながら語らい合う生徒たちの姿が印象的でした。
中学3年間を締め括るにふさわしい、思い出に残る良い旅になりました。
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