模擬国連・ディベート部

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模擬国連・ディベート部

クラブ詳細

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顧問

模擬国連班‐What is Model United Nations ?

模擬国連会議においては、参加者が各国を代表する大使(Delegate)に扮し、議論のテーマとなる議題(Agenda Item)について議論・交渉を行います。大使たち は、各国の主張をまとめ全世界に発表するための決議案(DR)を協力して作成し、採択することを目指します。 決議案は、1つまたは複数のグループを形成した大使たちにより、各グループにつき1つ作成されます。各国大使は、決議案の内容が自国の利益や国際社会の利 益に最大限つながるものとするために、交渉を行います。決議案は、会議の最後に大使全員による投票にかけられ、採択または不採択となります。 模擬国連に参加する高校生は年々増えていて、様々な目的をもって参加しています。 みなさんは、どのような力をつけたくて模擬国連に参加しようとしていますか?ある人は 交渉力やスピーチ力、ある人は英語力、国際問題に興味がある人もいるでしょう。模擬国連 ではこのようにさまざまな力をつけることができ、それが大きな魅力です。そしてまた、模擬国連に取り組むなかでみなさんは国際問題と向き合うことになります。 世界にはさまざまな問題が山積していて、日本に住んでいてはわからないような発展途上国の状況、あるいは異なる宗教や価値観をもつ国の考え方について思いをはせてみてくだ さい。たしかに模擬国連は「模擬」でしかなく、そこで生み出される結果は机上の空論でし かないのかもしれません。しかし、みなさんが国際問題に正面から向き合い、理解し、解決策を本気で話し合うという経験は、将来におけるみなさんの活躍を約束してくれます。ぜひ、模擬国連を通じて、世界のようすについても目をむけてください。

競技ディベート班‐This is Debate.

私たちが競技として臨むディベート(ディベート甲子園)とは、教育的効果を重視した、ジャッジが勝敗を決めるゲーム形式のものです。
公平を期すため、実際の試合では、賛成側・反対側の割り振りはランダムで決められます。
さらに、話す順番・制限時間も細かくルールで定められており、原則として一人の人間が話している間は、他の人間が発言することはできません。
このスタイルの中では、選手は自分が賛成・反対どちらの立場になるのか、試合の直前までわかりません。
従って、試合に向けて準備する過程では、選手は自分の個人的な主義主張をいったん脇において、賛成派・反対派双方の言い分を慎重に考慮しながら、もっと客観的な視点から、話し合うテーマと向き合うことになります。
また、ジャッジの説得が目的となるために、試合の中では、きちんと理由・筋道をつけて自分たちの主張を正確に相手に伝え、納得してもらうことが求められます。
場合によっては論文や文献を調べ、専門家の発言を引用することも有効でしょう。
チームを組んで試合をする場合には、互いに意思疎通をはかり、主張に一貫性を持たせることも大切な要素となります。
こうした一連の議論の過程を通じて、一般に以下のような能力が身に付くとされています。

  • 客観的・批判的・多角的な視点が身に付く。

  • 論理だった思考ができるようになる。

  • 自分の考えを筋道立てて、人前で堂々と主張できるようになる。

  • 情報収集/整理/処理能力が身に付く。

また相手に勝とうと努力していく中で、ゲームの緊張感を楽しみながら自然とこうした能力を身につけられるのも、ディベートの魅力の一つです。