合格体験談

難関大学に合格した6人が受験のポイントと高校生活について語ってくれました。

小山さん [高知大学(医学部)・昭和大学(医学部)・管弦楽部部長]
片山さん [北海道大学・バスケットボール部]
清水さん [早稲田大学・コンピュータ部]
入谷さん [慶應義塾大学・バスケットボール部]
吉田さん [埼玉大学・吹奏楽部]
細田さん [一橋大学・野球部]

志望大学を選んだ理由は何ですか?

小山:もともとは別の夢があったのですが、左耳の難聴のため諦めなめればならず、その時の悔しい思いから医師を目指そうと思うようになりました。初めは親の負担を考えて国公立を志望していましたが、埼玉県の奨学金制度を知り、夏休みに応募し面接を経て、私立も受けられる状態にして受験に臨みました。結果的には国公立医学部と私立医学部の両方に受かりました。将来は小児外科医を目指していますが、設備が整っている点、またアメリカの心臓外科医のプレゼンテーションから影響を受けた動物医学との関係を学びたいので乗馬部がある点などから私立の昭和大学医学部の入学を決めました。

片山:私は中学生の時の旅行中に北大に立ち寄り、理学部の博物館を見て「絶対にここに入りたい」と思い、北海道大学を第一志望としました。高校に入学してからも北海道大学一本でやって来ました。総合理系に入ることになり、すごくうれしいです。

清水:僕はオープンキャンパスに行った時、早稲田のキャンパスが広くて立派で「すごいなー、ここに来られたらいいなぁ」と思いました。「文化構想学部」にしたのは、学問が広範囲で、いろいろな方面の中から興味を持った方向に進めるからです。

入谷:私が大学で勉強したいのは、社会系の学問かマーケティングです。国立を考えていましたが、慶應の「三田祭」に行ったところ、とても雰囲気が良かったので、「私大ならここかな」と思いました。私立大の中では一番環境が良く、勉強がしやすそうだと思ったのでここに決めました。

細田:一橋大学を目指したのは、1年の時に行ったオープンキャンパスで、図書館のきれいさに感動したからです。一橋は学部間の垣根が低く、いろいろな授業を受けられることと、私立大学に比べ学費が安いので、その分「4年間の学部生活で終わらない、その先を見据えた大学選択」ということで、一橋大学を志望しました。

吉田:私は、家庭科の教師の免許が取りたくて...。埼玉大学に決めたのはセンター試験が終わってからです。埼大はキャンパスも落ち着いていて、教師になる人がとても多いので私もそこで学びたいと思い志望しました。

受験勉強をするうえで気をつけたことは何ですか?

小山:やみくもに問題集をこなすことで達成感を満たすことではなく、今やっていることの把握や苦手科目を意識しながら、常に作戦や計画を立ててやりました。

片山:私は計画性が無いので、朝起きて最初に自分のやりたいものをやっていました。

清水:僕は、ただひたすら毎日夜11時に寝るためにはどうしたら良いかと...(笑)最低限のことはやり、睡眠はしっかりとりました。

入谷:私は計画を立てるのが好きなので、その日やることを全部書き出して、終わるまで寝ないようにしていました。

細田:勉強していました...(笑)。地道に予習復習をやったり、基礎を固めようと目の前のことをひとつひとつ...合格に向けてあと何点必要かを点数化しながら、常にモチベーションを維持できるようにしていました。

吉田:学校が休みの日も毎日、学校の自習室で勉強するようにしていました。そうすることで生活リズムが崩れないようにできたので、そこが良かったです。

部活との両立はどうでしたか?

小山:僕は管弦楽部で、部長でもあったので大変でした。授業を中心に予習復習と、とにかく授業を意識した勉強スタイルでした。定期テストに出た問題が早稲田に出たりしてすごくためになりました。

片山:授業は予習より復習を必ずやりました。その日やったことを忘れないうちにやるようにしていました。

清水:3年間コンピュータ部でしたが、週2回の活動だったので影響はありませんでした。本当に授業しかやっていない状況で、「受験勉強=普段の授業」でした。

入谷:私はバスケットボール部に3年間いました。引退が6月で、それまでは家庭学習はやっていなかったのですが、定期テスト前は休みになるので、そこで全力でやって、まかなっていました。

細田:野球部との両立は難しかったです。でもやれる限りは、やりました。

吉田:私は吹奏楽部でした。引退は11月半ばだったので、短い時間でも効率良く、集中してやるようにしていました。あとは、隙間の時間もうまく使ってやりました。

後輩たちに伝えたいことは何ですか?

小山:例えば失敗談など、先輩たちは細かい点をよく知っているので、先輩たちからのアドバイスは大きいのではないかと思います。部活などで先輩がいたら、ぜひいろいろなことを聞くと良いと思います。

片山:受験勉強が始まると、勉強だけにかたよりがちになると思いますが、今しかできない学校行事などを通したクラスでの生活、勉強だけではない高校生活を送ったら良いと思います。

清水:僕が「失敗したな」と思ったのは、センター試験に力を入れ過ぎたことです。センターばかりにならないように、二次対策もと伝えたいです。

入谷:私は逆にセンターをやらなすぎて、その後の二次が...。センターと二次の両立というか並行してやることです。

細田:「大学4年間で何をやりたいのか」をしっかりと明確にしてください。

吉田:部活を頑張っていたら指定校推薦をもらえるかと過度の期待をしないで、夏の部活の短い中でも一般に向ける覚悟で努力をしてください。

3年間の思い出はどんなことですか?

小山:人数の多い管弦楽部で、いろいろなメンバーとめぐりあえ3年間やってこられたことです。それ自体が自分にとって一番の思い出です。

片山:定期テストです。(笑) クラスで競いあっていた人がいて、絶対に負けないようにと思って、テストが終わったらいちいち即、「どうだった?どうだった?」と...。(笑)

清水:僕は3年間、春日部に通ったことです。本当に出不精なので、よく通えたなぁと。(笑)

入谷:一貫生なので6年間バスケットをやっていました。その間、止めずに打ち込んで、勉強も頑張れたので良かったかなと思います。

細田:甲子園のスタンドで一番前で応援団長をやって、本当に良い体験をさせていただきました。

吉田:甲子園で応援できたのもすごくうれしかったですが、吹奏楽部員として名古屋での全国大会に行けたことがすごくうれしかったです。

大学ではどんなことをやりたいですか? 
 また職業についてはどうですか?

小山:医療をめざす同じ志を持った仲間をたくさん作って、みんなでいろいろなことを考えて6年間過ごしていく中で、自分の具体的な医師像を作っていきたいと思います。

片山:2年次の学部決定に向けて、今から勉強を始めなくてはなりませんが、理学部に行って、中学生の時から憧れて入った大学の博物館にかかわる仕事や、大学院にもいきたいと思っています。

清水:「文化構想学部」の、いろいろなことができるところを活かして、知りたいことをたくさん学んでいきたいです。趣味に使える時間も増えると思うので、作曲の勉強もしたいです。

入谷:もともと商学部に入りたかったので、マーケティングを学んでそれに関わる職に就きたいです。

細田:「平和」というものをつきつめて、将来は国連の国際公務員として働いて、少しでも自分の生きた証を残したいと思っています。

吉田:私は、教員免許をとれるように頑張って、被服関係にも興味があるので、そういうことも勉強していきたいです。

司会:みなさん、今日はありがとうございました。